櫻咲きblog

本来の動物らしい生き方を願って

軽視された命たち

 冬になり 動物達の苦難は 続いている

鳥インフルが流行り 相当数 過去最多の

鶏などが殺処分という言い方で殺されていった

病気にかかっている鳥以外が大多数ではあるが

人間の都合.便宜上 気の毒にも

生かしては もらえなかったのだ

 

これを

人の世界に置き換えるなら  

病気で苦しんでいる中 都合良く

安楽死とでも言うのであろうか 

あえなく殺され、

同じ所で 寝食共にしているだけの理由で 

健康であっても 容赦なく皆殺される

という 異常 且つ 非情な方法である

 

からしたら 生きていても 

いずれ 食肉へ回され  

鳥インフルエンザが流行れば

それよりも 早い死期を迎える

どちらにしても 人間に一方的に

決められてしまう 

 

 

また 乳牛も 

この世界情勢により 飼料が高騰し 

酪農家が廃業なり もしくは頭数縮小や

国からも 出荷量抑制を強いられ

早い時期に 食用に回されるケースも

出てきている

先日 早目に食肉へ回されることになった

牛たちが トラックに積まれる際

牛自身も異変に気付くのか 乗りたがらず

声を上げていた

飼い主も辛いとは思うが 通常 時期を過ぎた

乳牛は 最後は そのような流れになるらしい

 

専門家が言うには 上記の対策ではなく

頭数はそのまま 牛乳を廃棄することなく

他に活用し 今の厳しい現状を耐え 

安定供給の為 国もサポートすべき

であると話していた

もっともであるが

 

そもそも 私は 乳牛も 最期は食肉として

殺されるという事実を しっかり把握して

いなかった  

なんとなく 競走馬なども含め

寿命がくる迄 その地で過ごすとか

のんびりと余生を送るのか

など 希望を含めて 勝手に想像していた 

 

あるいは 日頃 動物や魚など 

普通に食しているにも関わらず 

それら動物の辿る実情を知ろうともせず 

見てみぬようにしていたと言える

結構 そのような人も多いのではなかろうか

 

あのダウンジャケットに利用される為

生きたまま 何度もむしられる

鳥の羽毛といい

今シーズン 鳥たちの受難について

考えさせられることが多い

 

それに加え  国内の乳牛問題だが

他国は 牛の数を減らすことなく 柔軟に

対応している国もあると聞く

 

 

今 SDGsの運動が盛んになってきており

食べ物を粗末にしないで 循環をさせている

動きも あちこち見受けられるようには

なってきた

しかし 私達は 哀しいかな  長年

動物たちを屠殺して食している訳だが

そもそも 必要数以上の多くの生き物を

殺すことをいとわず 

物のような見方をしてきている

 

平気で おびただしい数の

動植物の命をもらって 

余れば捨てればいい. というような言動は

即刻改め 他へ移行すべく

代替品の研究・開発を

並行しつつ 推進すべきだろう

 

動物の一生に渡って 彼らを 根こそぎ 

活用し 食べ尽くしてしまうような

現行のやり方を振り返り

今の その 頂いている 生命に対して

申し訳なくも 感謝の心を持ち

当たり前になっている事に 疑問を抱き

変えていくようにしなくては

地球には 人間以外の他の生態がいて

全てがあり様のまま 共存すべきが 

本当なのだ

と 立ち返らなければ  いけないのでは

なかろうか

 

あの トラックに 無理やり

押し込めれた牛達や

養鶏場の 余りに多くの白い袋に

入れられた  おびただしい数の鶏たち

 

彼らの大切な命は

本来 人間の為に生まれてきた

訳では ないのだから.  .  .

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