櫻咲きblog

本来の動物らしい生き方を願って

私たちの雑さ

 今や テレビにも 頻繁に 

微笑ましい 動物映像が流れ 

勿論 ネットやSNSも  ペットや 

国内外の愛くるしい陸・海上 空上までも

盛んに 様々な生態が紹介され 

子供だけでなく 大人にとっても

癒やしの彼ら であることは周知の事だ

 

そんな 

家族と楽しく眺める可愛らしい動物たち

又 1人暮らしの場合も 寝る前など

眺めたりし 疲れた日常に 

ふと慰められ 笑みが漏れる

一コマでもあるだろう

 

 

そうして ある小動物も 聞けば

その お茶目な風貌から想像もしない

例えば  厳しい自然環境での

子育て風景などが垣間見れる

 

先日 ある放送で 

貴重な離島の原始的な風体のウサギを観た

絶滅危惧種であり 親子でいるウサギの

とても珍しい映像との事だった

南部の為 天敵のヘビもいる

それ故 自分達の巣穴に土をかけ 分からないようにするそうだ

知恵を使い 過酷な自然界で生きている

あんなに 小さい体と可愛らしい表情

とは裏腹に– –

 

そうして

子どもウサギが 寒くないよう

親ウサギは 自分の胴体の毛を 自ら 口で

むしり取り 巣穴の中へ運び込み

その地面の上に藁のように敷いていくのだ

 

なんとも 「 親ごころ 」であり

自然の中で 一生懸命に

生きる術を駆使しているのだ

 

 

 

だが 残念なことに

こうした努力や保護団体の人たちのおかげも

あろうが やっと少しずつ数を増やしていこう

と頑張っている 矢先

この地域では あちこちに 交通事故によって

絶命するウサギが後を断たないのだと言う

 

 

多分 この種類や地域に限ったことでは

ないだろうが

 

自分の身を削りつつ 次世代へ命を紡いでいる

彼らに なんとも 冷ややかな 我ら人間達

と思わざるえない

 

片や

あたたかな生き物映像で 自宅などでは

ほっこりとしながらも 

外出で車を走らせる場合には

全くと言っていい程

自分たちの利便性の観点だけで 運転し

名も無い生き物たちを 

無下に ないがしろにする 

身勝手で危うい 走行の仕方は

すぐさま ストップしてほしい

 

簡単に 何の気も無しに 

大切な命を奪わないでほしいのだ

 

 

一歩 外に出て  

街中であっても そうだが   

特に自然の奥深い場所には 

日々 子や仲間と 

平和的に穏やかではあるものの  

一方で 親たちが 子を必死に守り

仲間同士で助け合いながら

懸命に命を繋いでいる 地球の他の

種族がいるのを頭に置いていてほしい

 

我々のぞんざいな行動や粗末な扱いによって

ほかの生き物が迷惑したり 

最悪 死んでしまう 

と言うことを 絶対忘れずにいてほしい

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