櫻咲きblog

本来の動物らしい生き方を願って

人知れない苦しみ

 先日 以下のような 報道を

テレビで見かけた

 

30年前のクジラの胃から 食物以外の

ーーよくどこにでもある パッケージだろうか

それら切れ端のようなビニールの破片の幾つか

その他 よく見る  あの黒くて 

素材の柔らかな 植物のプラポットなど

全体的に見ると かなりの量に

のぼっていた

 

いくら 巨体の彼らでも 体内に入り

相当な違和感であったろう

勿論 排斥される訳もなく 胃に停留し

その後の 食事に 大きな影響を

及ぼしたに違いない

結果的に 病気にかかり 死に至ったかも

しれない

と 私の見た内容は ただ 蓄積した

それら現物を展示している状況だけだった

軽く流して 画面上 他のニュース情報へ 

移り変わったのだが...

ほんの数分の報道だったが

そのテーブルに置かれた それらは 

画面が変わっても 私に大きな印象を残した

 

そのような だいぶ以前より 

海上汚染もかなり悪い状態で進行していたのだ

 

もの言えぬ 彼ら 海中の 様々な生き物に

悪影響を及ぼし続け 今では それ以外 

極小のマイクロプラスチック等の廃棄物まで

海を漂い 確実に 他の生物の生存を

脅かし続けている

 

たちが悪いのは その当事者.  加害者である

私達一人ひとりは そんな事など知らぬ顔で

平然と そ知らなぬ暮らしを 送り続けている

そして おぞましい事に 日々 我々が 

地球上 我もの顔 自分達の利益や合理性 

利便さを 追い求めれば求めるほど 

彼らに害をもたらしている

今 この時も 留まることなく.  である

 

統計的には

一年間に一万トンの それら廃棄物を

海へ 垂れ流し続けている

 

そして 30年後には 

それら 多量のゴミは 

魚の数を上回ると言われている

 

 

冒頭の クジラに 巣食っていた 

あの 私達の排出した 悪の産物と言うべき

それら 両手で抱えきれない程の量であり

巨大ではあるがクジラ一頭 ならば

容易に想像出来るが 他の大小沢山の 

様々な形態.生態の種々の海洋生物にも 

この長年の間

膨大なそれらからの悪影響に 

苦しい思いをさせてきたのであろう

間違って エサと思い 口にしたであろう

魚たち

この悪夢のような事実は どこか別の場所

でも聞かれる内容だ

それは 鳥類もしかり 空の他種や

陸上でも 見られることだろう

もはや 地球全体 人の放出する 廃棄物が

ありとあらゆる所に存在し 我ら同様

残念ながら 多くの生物に悪さをしている

故意であろうがなかろうが

 

 

そうして 

あの上記に述べた 包装や販売時のゴミ類

そのほか なんだか 分からない 色んな物が

混在し取りまとまった 大きな塊

人間が 

あのクジラを 辛い状態に 陥れた

残酷な事実を 視覚的に 表してくれて

いるようだ

その時の 苦しむクジラが 

長い時を経て 我々に 身を挺し

全くもって鈍感で 無知で罪深い 人々へ 

重要なことを 訴えてくれているようである


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