今 よく 動物動画を目にする
どこかの国の人が 白熊の親子が触れ合っている
微笑ましい場面を上げていた
日本でも 頻繁に アニマル特集などをして
身近なテレビ等でも 愛らしい動物達の
親子や仲間との日常を 眺めることが出来る
かたや 近くのペットショップや
ホームセンター辺りでは 犬や猫は もちろん
ウサギに 小鳥や 魚たちに至るまで
沢山 陳列されている
物のように 他の商品と同等である
最低限の水. 食べ物以外は与えられない
排泄処理は お客への見た目も考慮してか
辛うじて.. だが 決して 衛生的と言い難い
場合もある
比較的 体の大きさから比べたら
若干は 苦しくない程度の ハムスターなどの
小動物もいるが 透明のプラスチックやガラス
金属製のかごに入れられ 飼われる日まで
店内の空調は入れてあるだろうが
個々により異なる体感もあるし 夜行性でも
昼間 照明に照らされ続け 逃げ場無く
暑くても 寒くても 窮屈でも 24時間
入れられっぱはし. である
犬は勿論 ウサギも 日に少なくとも一回は
ある程度の範囲を運動させないといけない習性だ
それを 生まれて すぐ 閉じ込められ
みるみる成体の大きさになり 体を伸ばす
ことも ままならない位の狭さである
– – と 今の動物たちの現状を 少しだけ
出だし記すつもりだったが 現実 こんなにも
留意すべき箇所が 多すぎるのだ
今日 私が言いたいのは
冒頭のクマの親子のように 猫にしろ リスに
しても 親 特に 母親の育児のもと スクスク
安心して成長すべきところ スッと 抱き上げられ
乳飲み中も 有無を言わせず 販売へと
持って行かれてしまう
急に 一瞬のうち 例えば 毛づくろいしていた
可愛い我が子を取り上げられた 親ネコは
事の成り行きすら把握していないであろう
一方 人間は 気楽に テレビやスマホ画面の
ほのぼのとした 動物の赤ちゃんに目を細める
また インスタあたりに 自分の赤ちゃんと
飼っているワンちゃんなどの やりとりを
親目線で録っては上げている
でも そのペットや
我が愛する子や 家族と楽しく観覧しに行く動物園
や水族館の 生き物は 本来の環境や
家族.グループから切り離され 人間の指示や
思惑のもと 命を繋がされているのだ
自分の意思とは 全く相反していようが..
イルカやその他 大型の水中生物も 無理矢理
広い海から 引っ張って連れて来られるという
酷いケースもあるのだ その際 怖い思いをし
仲間達は 怪我を負ったり 無下に殺されたり
と 冷酷な人間のなすがままに
その凄まじい状況の後に 各水族館へ売られ
その後 元の海を 想いながら
不本意ながら 芸を仕込まれ 生きる為に
言うこと聞かざるを得ない日々を
終生送るより仕方ないのだ
一例を挙げると
前半 のお店での 赤ちゃんウサギたちも
まだ 9月に産まれたばかりの あどけない表情
の子たちは 寒いのか 親が恋しいのか
2、3羽 集まって 寝そべっている
その光景を人間に置き換えたら− −
生まれて1か月やそこらで 親や兄弟と遮断され
見知らぬ所で 他種から タイミングや
運が良ければ 見出され 引き取られる人生
もし 選ばれなければ 数ヶ月後
体が その空間に一杯になり 一度もそこから
出されることなく 結局・・ となる
としたら どうであろうか
そちら その後の 動物たちは
私も 余り詳しく 検索しないが
と言うか 悲しくて 詳細は見れないのが
本当のところである
おおよそ 見聞き 想像する内容だが
可哀想な結果も 少なくはないだろう
それが 人間以外に生まれた 生き物の一生
そんな理不尽さの中 人間は 平気で
くる日も くる日も 同じ罪を続けている